QUESTION

40歳と50歳の被保険者。40歳の役員は60歳まで、50歳の役員は70歳まで現役で退職金積立をする場合、おすすめの逓増定期保険はありますか?

ANSWER

そもそも逓増定期保険はその商品設計上、解約返戻率のピークは長くても15年程度です。お客様が希望する退職時期に解約返戻率ピークを合わせることができません。逓増定期保険の退職金積立以外にも、最適な退職金積立方法はございます。参考にしてみて下さい。

逓増定期保険は、解約返戻率のピークが長くても15年程度です。

「40歳の役員は60歳まで、50歳の役員は70歳まで現役で退職金積立をする場合、おすすめの逓増定期保険はありますか?」とのことですが、そもそも逓増定期保険はその商品設計上、解約返戻率のピークは長くても15年程度です。

 そのため、

  • 40歳の方が加入する場合は、最長で55歳が解約返戻率のピーク。
  • 50歳の方が加入する場合は、最長で65歳が解約返戻率のピーク。

 となります。

 一方で、お客様のご要望は「40歳の役員は60歳まで、50歳の役員は70歳まで…」。どちらの場合も退職時期に逓増定期保険の解約返戻率ピークを合わせることができません。ピークを過ぎた逓増定期保険の解約返戻率は、どんどん減っていってしまうため、効率的に退職金を積み立てていくことができません。

3つの保険商品カテゴリか、あるいは損金割合を落とした逓増定期保険を。

 お客様のご要望に合わせて退職金積立の保険を検討する場合、40歳の被保険者であれば

  • 長期平準定期保険
  • 法人がん保険(終身がん保険)
  • 養老保険

 といった3つの保険商品カテゴリから退職金準備の商品を選択されるのがオススメです。これらの保険商品は逓増定期保険と比較して、解約返戻率のピーク時期も比較的長期で設定できます。20年後の退職時期に合わせて解約返戻率を高く設定することができます。

 一方で、50歳の被保険者の方は上記3つの商品カテゴリでは年齢的な問題もあり、高い解約返戻率を設定することができません。現実的な選択肢としては、例えば、あえて損金割合を落とした1/3損金の逓増定期保険もオススメです。

 半分(1/2)損金からあえて損金割合を落とすことによって、

  • 半分損金の場合と比較して解約返戻率のピーク期間を長期に設定できる。
  • 半分損金の場合と比較して、単純な解約返戻率も非常に高く設定できる。

 といったメリットを活用することができます。

退職せずに退職金を支給する効果を生む、逓増定期保険プランも。

 また、現状はおそらく解約返戻金の出口(解約時の使い道)が役員退職金だけと考えられているかもしれません。しかし、別のよくあるご質問でも紹介しましたが、実際は退職せずに退職金を支給する効果を生む(法人に貯まった利益を効率よく個人の資産へ移せる)逓増定期保険の名義変更プランで、3〜4年に1回のペースで法人から個人へ低い税率で利益を移していくこともできます。

 弊社では20社以上の保険会社を網羅して、退職金積立に活用できる様々な保険商品を提案しております。また、お客様のご要望に合わせて、単純な退職金積立以外にも、退職せずに退職金を支給する効果を生む逓増定期保険のプランも用意しております。

 どうぞお気軽にお問い合わせ・ご相談を頂ければと思います。