QUESTION

法人で契約している節税保険の経理処理が分からず、保険会社に聞いても教えてくれません。どうしたら良いですか?

ANSWER

保険の経理処理が分からなくなった場合は、保険契約時の設計書が参考になります。また、顧問税理士と法人保険の税務に精通している保険担当者の双方に確認を取ることで正しい経理処理を確認することができます。

保険会社に確認しても、なかなか明言してくれないものです。

「節税保険の経理処理が分からず、保険会社に聞いても教えてくれません。どうしたら良いですか?」とのことですが、厳密な話しをすれば、

  • 税務や経理処理のアドバイスというのは税理士資格を持つ人間でない限りすることはできない。
  • 法人の節税対策に活用される保険は、同じ商品でも契約状況によって経理処理が細かく変わるため、無責任なことは言えない。

 などといった理由から、保険会社(カスタマーサービスなど)に経理処理を確認しても、なかなか明言してくれないもの、だとご理解下さい。

契約時の設計書が参考に。顧問税理士と保険担当者にも確認を。

 保険の経理処理が分からなくなった場合は、保険契約時の設計書(や保険会社のホームページ)が参考になります。一般的な法人の保険商品であれば設計書(提案書とも)と呼ばれる保険資料の巻末に、その保険の経理処理例が記載されている場合がほとんどです。

  • 保険料を支払った場合。
  • 保険を解約して解約返戻金を受け取った場合。
  • 万一の場合に保険金を受け取った場合。

 などなど。下記のように仕訳例(借方と貸方)が記載されています。



保険料の経理処理例

参考:住友生命ホームページ 保険料の経理処理より


 まずはご自分が契約している保険の設計書(提案書)の巻末や、保険会社のホームページを確認してみてはいかがでしょうか?もし、契約当時の設計書が手元に無い場合でも、保険会社にリクエストすることで設計書を再発行してくれる場合もあります。

 また、一番良い(間違いの少ない)方法としては、設計書の確認と併せて、顧問税理士と保険担当者の双方に確認を取ることです。全ての税理士が保険税務に精通しているわけではありませんが、窓口となってくれた保険担当者(可能であれば法人保険の税務に精通している人間)にも併せて確認をとることで正しい経理処理を確認することができます。参考にしてみて下さい。