QUESTION

法人契約で節税対策や保障目的で保険に加入しています。一般的に法人保険の経理処理は半分(1/2)損金と全額損金だけ、という認識をしておりますが合っていますか?

ANSWER

法人保険の経理処理は半分(1/2)損金と全額損金だけではありません。1/3損金や1/4損金、全く損金性の無い全額資産計上という保険商品もございます。参考にしてみて下さい。

経理処理は半分(1/2)損金と全額損金だけではありません。

「節税保険の経理処理は半分(1/2)損金と全額損金だけ、という認識をしておりますが合っていますか?」とのことですが、決してそんなことはありません。1/3損金や1/4損金、全く損金性の無い全額資産計上という保険商品もございます。

 法人の節税対策によく活用される保険としては、別のよくあるご質問「法人の決算で全額損金になる保険を探しています。具体的にはどんな商品が候補となりますか?」の中でも紹介しましたが、全額損金の定期保険、全額損金の生活障害定期保険、若い被保険者を設定できた場合の全額損金の逓増定期保険、それから(36歳以上の被保険者を対象とした)一般的な半分損金の逓増定期保険、半分損金の長期平準定期保険、といった商品が代表的です。

1/3損金や1/4損金、全く損金性の無い全額資産計上の商品も。

 一般的に、法人の節税対策では上記のように支払った保険料が全額損金、あるいは半分損金になる保険商品が広く活用されているため「節税保険の経理処理は半分(1/2)損金と全額損金だけ」という認識をしているお客様も多くいらっしゃいます。ただし、繰り返しになりますが節税保険の経理処理は、決して半分(1/2)損金と全額損金だけではありません。

 これも別のよくあるご質問で紹介しましたが、例えば逓増定期保険一つをとっても実際は全額損金、半分(1/2)損金、1/3損金、1/4損金と、その損金性を細かく設定することが可能です。保険会社によって、損金割合を変更できる場合とそうでない場合がございますが、損金割合をあえて落とすことで、より解約返戻率の高い逓増定期保険に加入する、というオプションも選択することができます。

 また、資産性が無い(期間に定めがあって最終的には解約返戻金も保障も無くなる)逓増定期保険や長期平準定期保険と違い、資産性の高い(最終的には必ず解約返戻金か保険金のいずれかを受け取ることができる)終身保険タイプの商品は、支払った保険料は全額資産計上となります。いくら大きな保険料を支払ったとしても1円も損金にはなりません。

 法人が加入する保険は、商品ごとに様々な損金割合(会計上のルール)が存在します。決して「半分(1/2)損金と全額損金だけ…」ではありませんので、保険商品ごとの個別の経理処理を確認して頂ければと思います。