QUESTION

契約者は法人、被保険者は社長、死亡保険金の受取人は社長の遺族の逓増定期保険、保険料は全額損金になりますか?保険会社からの資料には資産計上するべきという記載がありませんでした。

ANSWER

原則として支払った保険料は半分(1/2)損金扱いとなります。なお「死亡保険金の受取人は社長の遺族の逓増定期保険…」とありますが、死亡保険金の受取人が社長の遺族のままだと、支払った保険料は役員給与扱いでの半分損金処理となるため注意が必要です。

原則として支払った保険料は半分(1/2)損金扱いとなります。

「契約者は法人、被保険者は社長、死亡保険金の受取人は社長の遺族の逓増定期保険、保険料は全額損金になりますか?」とのことですが、2008年(平成20年)2月28日以降に契約する逓増定期保険は、原則として支払った保険料は半分(1/2)損金扱いとなります。

 なお「死亡保険金の受取人は社長の遺族の逓増定期保険…」とありますが、死亡保険金の受取人が社長の遺族のままだと、支払った保険料は役員給与扱いでの半分損金処理となるため注意が必要です。一般的な支払保険料として半分損金計上する場合は、死亡保険金の受取人も法人になるように設定して下さい。

契約時の設計書が参考に。顧問税理士と保険担当者にも確認を。

「保険会社からの資料には資産計上するべきという記載がありませんでした…」とのことですが、別のよくあるご質問でも紹介しましたが、一般的な法人の保険商品であれば設計書(提案書とも)と呼ばれる保険資料の巻末に、その保険の経理処理例が記載されている場合がほとんどです。もう一度、お客様が検討している保険の設計書(提案書)の巻末や、保険会社のホームページを確認してみてはいかがでしょうか?

 上記のよくあるご質問でも紹介しましたが、保険会社によっては経理処理を提案書に記載していないケースもあります。ただし、経理処理の記載が無いからといって全額損金処理して構わない、というわけではありませんのでご注意下さい。

 また、今回のケースに限らず、経理処理や保険税務で疑問点がある場合は、顧問税理士と保険担当者の双方に確認を取ってみるのもオススメです。全ての税理士が保険税務に精通しているわけではありませんが、窓口となってくれた保険担当者(可能であれば法人保険の税務に精通している人間)にも併せて確認をとることで正しい経理処理を確認することができます。

 参考にしてみて下さい。